ロタウィルス 予防接種の費用と接種期間は? 1価(2回接種)と5価(3回接種)どちらがいいの?
ロタウィルスの予防接種は任意ですが、一歳までに受けておきたい予防接種の一つとしてあげられています。
生後6週間後から予防接種が受けられますが、早めに受けることでロタウィルスの症状をやわらげたりする効果が期待できるようになっています。
でも、いざ受けるとなると、気になるのが費用ですね。
今回はロタウィルスの予防接種にかかる費用について、いろいろとチェックしてみました。
それでは、さっそく見てみましょう!
目次
ロタウィルス 予防接種の種類は?
まず、ロタウィルスの種類についてみてみましょう。
ロタウィルスの予防接種ワクチンには「ロタリックス(1価)」と「ロタテック(5価)」の2種類あります。
どちらも経口接種(飲むタイプ)する生ワクチンで、効果もほとんど同じ。
それぞれのワクチンの特徴をみてみましょう。
ロタリックス(1価)
●ロタウイルスはいろいろな型がありますが、一番重症化しやすい1種類のロタウィルスのみを弱毒化したワクチンです。
交差免疫で他の種類のロタウィルスにも効果を発揮します。
●必要接種回数:2回
●接種時期:生後2か月で1回目、3か月で2回目接種が基本パターンです。
1回目は生後14週と6日(3か月半)まで、2回目は生後24週(6か月)までに接種完了する必要があります。
それ以降は接種できないので注意してくださいね。
ロタテック(5価)
●流行して重症化しやすウィルスを含む5種類のロタウィルスを弱毒化したワクチンです。
●必要接種回数:3回
●接種時期:生後2か月で1回目、3か月で2回目、4か月で3回目接種が基本パターンです。
1回目は生後14週と6日(3か月半)まで、4週間隔で2回目、3回目を接種。3回目は生後32週(8か月)までに接種完了する必要があります。
同じく、それ以降は接種できないので注意してくださいね。
ロタウィルス 予防接種の費用はどれくらい?
2種類のワクチンをご紹介しましたが、それぞれ値段が異なります。
●ロタリックス(1価):一回あたり 12,000~15,000円
●ロタテック(5価) :一回あたり 7,000~10,000円
地域や病院によって金額に違いがありますが、おおよその値段は上の通りです。
それぞれで複数回接種が必要となるため、どちらのワクチンを選んだ場合でも、だいたい30,000円前後の費用がかかるといえます。
結構な値段ですね。。
ロタウイルスの予防接種は任意接種で健康保険も適用されないため、経済的な負担が大きいのが、頭のイタイところです。
でも、自治体(市区町村)によって費用を助成してくれるところもあります。
お住まいの自治体のホームページや配布物で、ぜひ確認してみてくださいね^^
ロタウィルス 予防接種は 1価(2回接種)と5価(3回接種)どちらがいい?
ロタウィルスの2種類の予防接種ワクチンは、効果にはさほど違いはないそうです。
接種回数が違うので、スケジュールに合わせて選んでみるのもよさそうです。
まとめ
今回は、ロタウィルス予防接種の費用と接種期間、1価(2回接種)と5価(3回接種)どちらがいいのか、チェックしてみました。
日頃の予防はもちろんですが、予防接種で防げる病気は、しっかり予防接種して、赤ちゃんを守ってあげたいですね。
頼れる小児科を見つけて、医師と相談しながら、上手に接種スケジュールを管理してみてください。
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